日本剣道形も竹刀剣道においても、私が目指していることの1つは、「相手を感じること」です。
目の前にいるのは、自分じゃないけど、自分が相手の身体の中に入っちゃってるように感じられるようになることを目指すわけですが、もちろん、これは、なかなか難しいです。
特に、動きが激しくなることの多い竹刀剣道では、”ミッションインポッシブル”の世界です。
でも、日本剣道形であれば、
🌸筋書きがすでに決まっていること(これから何が起きるか分かっている)
🌸自分の役割が決まっていること
🌸動きが大きくゆっくりなこと
剣道形には、こういった約束事があるので、勉強の仕方を工夫すれば、相手を感じられるようになるための稽古を積むことができる気がしています。
前もブログで書いた気がするんですが、やっぱり、私は、日本剣道形は、竹刀剣道の基本稽古みたいな位置づけがあるような気がしています。どのブログでそのことに触れたかもう忘れちゃったけど・・・へへ
多分、剣道形で、相手を感じながら稽古ができなければ、竹刀剣道で、それをすることはまず不可能なんだろうなあ・・・っと思っています。
剣道形で、自分と相手の間で何が起きているのか、その関係性を感じながら稽古を積むことで、だんだんと、何かが感じられるようになるかもしれない・・・と、そう信じて、手にした「割り箸」を、じっと見つめる私でした。

割り箸?
僕はラーメン食べたら
すぐ捨てちゃってますよ

何言ってるの、チューダン君
割り箸は大事よ!
簡単に捨てちゃダメよ!
自己チュー全開の私が言うのもなんですが・・・おそらく、竹刀剣道でも剣道形でも、自分の欲求だけに従っていては勝負に勝てなかったり、正しい形を打てないと思っています。
相手と自分の間に何が起きているのかを感じられるようにならなければいけないんだろうなあっと思っているのですが、それをどうやって稽古したらいいのかなっと考えていたとき、ふと、昔、先生が形を習い始めた頃の私たちに、薦めてくださったお稽古法を思い出したのです。
そのお稽古法は、ズバリ「割り箸メソッド」!
一人二役となって、割り箸で剣道形を行うという方法です。
つまり、両手に箸を一本ずつ持って、打太刀、仕太刀とします。
そして、そこから、自分が一人二役となって、剣道形を繰り広げるわけです。
ちなみに、私は、この二役に、実況中継アナウンサー役を追加して一人三役にして挑戦しています。
こんな感じで・・・
🌸実況アナウンサー🌸
「さあー、打太刀、気合十分、仕太刀もそれに負けじと気を高めています」
「3歩同時につめよって、緊張感が一気に最高潮だああ!」
「おおっとぉー!ここで、打太刀が、ものすごい気迫で、仕太刀の柄もろとも頭を斬る勢いの面打ちだああ!」
てな感じで・・・ラーメン屋で、これを一人でやると、お店から追い出されるかもしれませんが・・・
要は、自分が打太刀(仕太刀)だからといって、打太刀(仕太刀)の動きだけを覚えて稽古をするのではなく、打太刀がこうくるから仕太刀はこうするんだな・・・と、闘いの理屈を理解しながら、それぞれの立場を理解してみようと思いました。
「相手を感じる」という目的を達成するためのお稽古方法・・・とは、言い切れないかもしれませんが、まずはこの方法で、打太刀と仕太刀、同じ場面で、お互いが、どういう気持ちになっているのかを想像しながら形の理解を深めてみようと思っています。
いやー、やってみると、なかなか難しいですけど、今まで気づいていなかった新しい発見もありました。
例えば、単に、闘い方の理屈を理解するということ以外にも、同時に二役やり、しかもそれを客観的に見ることができるので、
ああ、ここは、こういうタイミングで、仕太刀は、打太刀に反応しているんだな・・・とか、
そうか!ここは、こういう角度で動かないと、間合いがおかしくなっていってしまうんだな・・・とか、闘いの理屈以外にも、もっと、打太刀と仕太刀の関係性についての理解が深まってくるような気がしました。
そして、意外と、脳の体操にもなってる気がして、本来の目的よりも認知症予防のエクササイズをしている気分になります・・・。

いいこと聞いた
わしも、やろっと・・・
まあ、別に、割り箸でなくても、苺ポッキーとか、じゃがりことかでもできると思うのですが、お菓子だと多分、すぐ食べちゃって稽古できないと思うので、食べられないものがいいかもしれませんね。何にもないときは、左右の人さし指でもできますよね・・・
とにかく、いつの日か、無意識に自分が相手の身体の中にはいっちゃってるような感覚になれるように、割り箸使ったり、見取り稽古やったり、ネコを観察したりしながら(?)、ずっと遠くにある目標に1ミリでも近づけるようにやっていこうと思います。
そんなわけで、また明日も稽古に行ってきまーす♪
【コメント道場】