過去の栄光を手放すむずかしさ

いやぁ~、このブログを、全世界に公開して、5日経ちました。

まだまだ読者数は少ないながらも、なんと、私のブログが、世界旅行を始めました。

現在までに「剣道キャットブログ」、アメリカ、日本をはじめ、韓国、台湾、ノルウェイ、ドイツ、フランス、ロシア、アイルランド、ポーランド、スエーデンなど、すでに世界各国を渡り歩いております。

超テンション上がるー!

なんだか不思議な気持ちと、ワクワクする気持ちが織り交ざって、落ち着かない日々を送っている私です。

自分が知ってるあの人もこの人も、そして、会ったことのない世界中の人が読むかもしれない!っと思うと、正直、心のどっかで、「上手に書かなくちゃ!」っと、気負い始めている自分もいました。

ダメダメ!いつも通りでいかなくちゃ~。剣道と一緒!肩の力を抜いて!

「不動心」を装って、今日もブログをしたためようと思います。

さて、先日のことですが、チューダン君が、珍しく、神妙な面持ちで、たたずんでいました。

どうしたのかと声をかけてみると

チューダン君
チューダン君

僕は、今

とっても悩んでいます

とのことでした。

なんでも、チューダン君、さらなる剣道の上達を目指して、

「急がば廻れ」で、今は、いったん、基本に戻って、1つ1つの動きを丁寧に学びなおしているそうです。

それこそ、正しい構えかたとか、正しい送り足の運びかたから学びなおしているとのこと。

そして、「よし!これは、ちゃんとできてるから大丈夫!」っと、自分の心の中のリストに✅チェックマークをつけているんだって。

チューダン君、偉いじゃん!

私も見習わなくちゃ!

でも、ときどき、やっぱり、知らないうちに、悪いクセがついていた・・・というか、いつのまにか、我流の動きを、自分で勝手に発明していたことにも気づいたそうです。

チューダン君は言います。

「頭では、分かるんですよ。基本に忠実に身体を動かして打突をしたほうが、間違いなくいいに決まっているって!でも、春センパイもご存じのとおり、自分のクセってなかなか直すことでいないじゃないですか!」

確かに・・・

その地獄の苦しみは私もよく知ってる(参照ブログ↓)

チューダン君は、続けます。(以下、チューダン君談)

僕が今、悩んでいるというか、、、自分と闘っていることは、ズバリ、

「過去の栄光を手放すむずかしさ」

なんです。

こんな僕でも、やっぱり、15年近く剣道を続けていると

なんとなく、自分の得意技っぽいものができているような気がするんです。

その得意技で試合に勝てちゃったりすると、なんだか、自分の剣道が認められたような気分になって、自分に自信が持てるようにもなってきたんです。

でも、最近、基本に戻って稽古をしていると、僕、気づいてしまったんです。

こうした、僕の、得意技が、実は、基本から外れた打ち方だったことに・・・

なんというか、100%かけ離れているわけではないのですが、40%くらい、直さないといけないところがある・・・、そんな感じなんです。

で、やっぱり、これから、もっと上を目指していきたいと思うから、基本に忠実な動きで、自分の得意技を出してみようするじゃないですか?

すると・・・

できないんですよおおお・・・

多分、自分の我流の動きが、春センパイが言ってたみたいに、身体にとことん染み付いちゃってるせいか、基本に正しく打とうとすると、めちゃくちゃ「違和感」あるんです。それに、ちょっと、うっかり、気を抜けば、すぐに、自分のやり方で”心地よく”打ってしまっているんです。

で、僕がとても悩んでいる点っていうのがですね・・・

僕は、このまま、心地よく技を決めることができる”我流”で突き抜けていくべきか・・・

それとも、

基本に忠実な動きができるように、根気よく自分を改造していくべきか・・・

この2択に答えが出せないまま、最近、ずっと悶々しているんです。

頭では、基本に忠実な動きができるように、改造していかなきゃいけないってわかっているんです。

でも、なんというか、自分の「欲」とか「エゴ」みたなものが、僕の耳元でささやくんですよ

今まで、それで試合に勝てたり、自分に自信がつけることができたんだったら、何も変える必要ないじゃん・・・って

ヒヒヒ

今までどおりでいいじゃん!

でも、もう一人の自分が、反対側の耳元で僕に言うんです。

難しいことから逃げたり、自分のエゴにしばられて、楽な道ばかり選んでたら、生涯剣道できないよ!できるだけ長く剣道続けたいと思ってるなら、ここで恥ずかしい思いしながらでも、頑張らなきゃ!・・・って。

敵は周りの人間じゃないのよ

自分の心の弱さが敵なのよ

なるほどねー・・・・

っていうか、なんで、私が、チューダン君の悪魔と天使キャラになってるの?そこは、チューダン君のイラストで作らないとダメっしょー

わかる!

チューダン君の言ってることは、よーくわかる!

自分の自信を築きあげてくれたものを手放すことなんて簡単にできないよね。

それに、基本に忠実な打ち方ができるようにと思って、打ち慣れない、違和感だらけの感覚で面を打ってる自分の姿を想像すると、なんか、チョー格好悪い!って感じちゃって・・・そんな姿、人に見られたくないよー・・・とか、私は思っちゃうし・・・誰も私のことなんか見てないんだけどね・・・

わたしですらこれだから、きっと、チューダン君の場合、この打ち方をすれば試合で1本とれるかもしれないのに、それを諦めて、稽古を続けていくことに、どんな意味があるんだろう・・・って、心の葛藤があるんだろうな・・・慣れない打ち方でやってたら、きっと試合には負けちゃうもんね

いやー、確かに悩ましいところだね

そうなんっすよ・・・

なかなか決められなくて

でもさぁ、よく考えてみると、やっぱり、ここは、精神的に苦しい道を選ぶことが、自分たちをバージョンアップしていくんだろうなあ・・・って、私は思うな 私はね

例えば、「わー、きれいな山♡」って思って、調子よく、その山の頂上まで登った瞬間、自分の目の前に、もっと美しくて立派にそびえたってる山を見つけちゃったら、どうするか?ってことと、ちょっと似てるよね。

今、必死に登ってきた道を全部降りて、また、必死こいて、一番下から、別の山のてっぺん目指すなんて、めっちゃ根気が要りそうだし、時間もかかるし、精神的にも苦しいよねぇ。でも、その過程を乗り越えた人だけが、前より素晴らしい景色が見えるようになるかもしれないし・・・。

そうかと思えば、別に、最初に登った山の頂上に居続けていたって、まあまあいい景色は眺められて、満足できるから、よっぽどの理由がなきゃ、他の山を登り直す必要はないな・・・とも思えるよね。

そうなると、結局は・・・、

自分が、どんな山の頂上を目指したいか・・・ってことなんだろうね

チューダン君のお悩みの答えは、チューダン君が、

”どんな山の頂上に行きたいか” イコール ”どんな剣士になりたいか”・・・そこに答えがありそうね

自分が決めることだもん♡

まあ、あせらず、ゆっくり考えればいいよ

あとさぁ、山の頂上から下りて戻る道なんだけどさ、この戻っていく過程って、決して、時間の無駄とかではないと、私は、思うんだよね。

道を戻ることで、登ってくるとき必死過ぎて目にも止まらなかった美しいお花に気がついたり、あとは、単純に、往復することで自分の心と身体が鍛えられたり・・・、そんなこともあるだろうからね。

自分の心を、どこに、どう置くかで、見えてくるもの、感じるものが変わってくるんだろうね、きっと。

ほんとっすね・・・

いやー、でも、チューダン君、偉いわ!私も、見習って、また、基本を見直さなくっちゃ!

幸い、最近、新しい生徒さんも入ってくださったから、みんなで一緒にやりましょう!

そんなわけで、まあ明日も稽古に行ってきまーす♪

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