今日も基本稽古からはじまって、朝7時から、1時間30分、朝稽古してきました。
今日、つくづく思ったことをしたためます。
それは、ずばり!「元立ちの大切さ」です。
剣道だけでなく、いまのこの世の中、なんとなく、自己中心的な人間が増えてきていると感じているのは、私だけでしょうか?

ちなみに、私も、かなりの自己チューです。
スマホをいじる時間が増えれば増えるほど、
他人と、それほどかかわらずに
問題が解決できちゃったり、
自分が欲しいものをクリック1つですぐに手に入れることができたり
そんなことに慣れすぎてしまうと
自分と自分以外の人間と、どう関わっていったらよいのかとか、
そういうことを考えることがなくなったり、
いや、もう、その考え方自体がわからないわーっていう人間が増えていったり・・・
我慢するとか、ちょっと相手のことを待ってあげる…とか、そういう言葉が死語になっていくんじゃないかとか・・・
この現代社会の行く末に、ちょっと不安を感じる今日この頃です。
剣道稽古をやったり、見取り稽古をしていて、ときどき、ドキっとすることがよくあります。
「うあー、この人、自分のことしか考えとらへんなー」・・・っと、思ってしまう瞬間です。
例えば、
切り返しをやるときに、
大きくまっすぐ正面を打って、
そこから、さらに、大きく足を動かして、
大きく左右面を打つ稽古がしたいとのに、、、
元立ちがの歩幅が、極端に小さかったり、
歩くたびに歩幅が変わったりすると、思うような稽古が全くできません。
また、小手・面などの連続技の際、小手を打ったあとに、
すかさず、まっすぐ面打ちに行きたいところなのに、
元立ちが、まっすぐ後ろに下がらずに、
かかり手を避けるように、左右に動かれてしまうと、
まっすぐの面打ちの稽古技ができなくなります。
もちろん、試合などでは、このような場面もあり、それに対応しなければいけないのですが、
基本稽古の際には、やっぱり、まっすぐな小手・面を修練したいところです。
面返し胴の稽古時にも、
元立ちが、思いっきり間合いを詰めてから、面を出されると、
面返し胴の技稽古がうまく成り立たなくなってしまいます。
(そもそも、そんな近間になったら、面返し胴は使わないですもんね)
基本稽古の際、自分が、かかり手側のときは、どうやったら技をうまく出せるかなど、その技を出すまでの過程を、結構、真剣に考えます。
しかしながら、自分が、元立ちのときには、
あまり、何も考えずに、なんとなく立って、
打突部位を「ホイヨッ!」っとあけるだけ・・・
という人が少なくないかもと感じています。
元立ちのときは”休憩”とまでは、いかないでしょうが、なんとなく、気が抜けている感じ?そんな場面を散見します。

おいおい、
元立ち君、しっかり頼むよぉ~
自分も、元立ちに立って稽古をする機会が増えてきて感じることなんですが、
元立ちが、ちゃんとかかり手の立場にたって、考えて稽古をしないと、かかり手が正しく稽古ができないですよね。
だから、自分は、元立ちだけど、自分が、かかり手だったら、相手にどうしてほしいかを考えながら立たないといけないんじゃないか・・・って。
難しいけど・・・。
なんなら、自分、元立ちだけど、かかり手と一緒になって技を出す!・・・くらいの気持ちにならないといけないのでは・・・とも思います。
これすなわち、相手との「合気」になることの稽古をするということですよね。
さらに、いってみれば、元立ちとかかり手の関係は、
剣道の技を学ぶ上でのご学友のようなものよね。
つまり、かかり手にとって・・・・

🌸もとだちは。。。
トモダチ~🌸
いやー、このダジャレが言いたくて、今日、ブログ書きました。すっきりしたぁー。
とにかく、元立ちに立った時は、自分がかかり手だと思うくらいの気持ちで、かかり手と気を合わせながら稽古しないといけないっつーことですよね。
特に、初心者さん相手の元立ちの役目は、
とっても重要だと感じます。
相手が初心者だからといって、気を抜くのではなく、
相手が初心者さんだからこそ、しっかり元立ちの役目を果たす!
はい、頑張ります!
明日も稽古いってきまーす♪