今日も、いつものように、準備体操と素振りを行って、
早速、「面をつけぇー!」で、基本稽古スタートでございます。
今日は、「面打ち」に重点を置いたお稽古をしました。
まずは、大きい面、そして小さい面。その後、いくつかのバリエーションで面打ちを稽古して、残り時間、約20分。
最後のお稽古メニューは・・・私が現時点で最も苦手とするものです。

これ、苦手ぇ~・・・
どのようなお稽古メニューかといいますと、
元立ちは、竹刀の剣先を中心に置き、中段の構えを崩さないようにする。
かかり手は、強い気持ちでもって中心を取って、元立ちの構えを攻め崩し、面を打ち切る。
このようなお稽古です。
私、このお稽古がとにかく怖いんです・・・
だって、元立ちの竹刀が真ん中にあるのに、そこに突進していったら
「ぐええーっ!」っ、相手の竹刀が自分に突き刺さりそうな感じがするんだもん・・・
でも、そんな風に思っちゃうってことは、自分の攻めに対して、自信のかけらが微塵もないっていう証拠ですよね。
だって、相手の竹刀が自分に刺さるイメージがあるってことは、最初から、自分は中心を勝ち取れない・・・というイメージが自分の中にあるということですもんね。
そんな前提ありきでは、当然、攻め入るときも半信半疑になって、結局、元立ちの構えを崩すことができません。
その結果、私は、自ら、焼き鳥(焼きネコ?)になるが如く、竹刀に突き刺されるために前進しているようなものです。

ぐええええー!
焼きネコいやだー
しかしながら、実際のところ、気持ち的に「ぐえええー!」って、なるのはなるんですけど、
よくよく思い出してみれば、別に、実際に竹刀で自分の身体が傷ついたとか、
剣先が喉につきささったああ!って、痛い思いをしたとかは、全然ないんです。
じゃあ、なんで、「ぐええええー!」などという、イメージボイスとともに、自分がこんなに、この稽古に対してビビってしまっているのといえば、、、
なるほど、つまり、私は、自分の妄想に怯えているわけです。
そう、100%メンタルの問題なんですね。

想像しただけで
怖いんだもん
今日も、何度かうまくいきませんでした・・・
トホホ
なんとか、恐怖心を振り払って、自分の身体を、中心に入れようとしても、
相手の剣先を怖れる気持ちからか、
頭だけ、完全に後ろに逃げちゃって、バレエのプリマドンナの決めポーズのような感じになってしまい、全然、面を打ち切ることができませんでした。イメージわかりますか?

こんな感じ?

違う、違う
こうするのよ!
いやぁ~、ぶっちゃけ・・・
実生活でも、よくこういうことがあるんです。
起きてもいないことをあれこれ心配して、
悪いことばかり想像して、結局、何もできずに前に進めない自分だったり、
他人と衝突するのを怖がって、争いごとの場からこっそり自分だけ逃げたり、
なんか しょぼいぞ、私、クスン
「嫌だぁー!」
「嫌だぁー!」
「こんな弱っちい自分じゃ嫌だぁー!!」
うううむ・・・・なんとかせねば!
しかし、一体全体、このような恐怖に、自分が打ち克つための「第1歩」って、何なの?
考えてみました。

うーん、うーん
わたしが、頭を振り絞って見つけたこたえは、
「自分が、何を怖がっているのかを明らかにすること」でした。
それでは、打ち克つための「第2歩」は何でしょうか?
これまた、考えてみました。

うーん、うーん、うーん
それは、「怖れているものを、自分が怖がらないようにするために、自分は、何をしなければいけないかを具体的に考えること」ではないかと思いました。
その具体的な解決策を実行して、自分の怖れを克服できるようになるまでには、おそらく、まだまだ時間がかかると思います。いってみれば、自分の「性格改造」のようなものですもんね
でも、これができるようにならないと、私の剣道は上達していかないし、
普段の生活でも、心が強い人間に近づけないと分かっているので、頑張るしかないですね。
はい、また、頑張ります。
明日も稽古いってきまーす♪