利き目の落とし穴

ある日、先生から「はい、剣道キャット、相打ち面稽古!」と言われ、30秒から1分程度の相打ち面稽古をしました。

その間、いったい、何本の面を打ったことでしょうか?

覚えていません。数え切れません。

めちゃくちゃ

疲れたことしか

覚えてないよー

私の面が入ったのは、明らかに先生が打たせてくださった2-3本のみでした。

私の面が、先生の面よりも早く決まるとは思っていませんでしたが・・・

っていうか、いくら先生がお相手であっても、こういう気の持ちようで向かっていっては先生に対して失礼ですね

気になったのは、打つ面、打つ面、私は、完全に中心を取られていて、

先生の面が、いとも簡単に決まってしまうことです。

なんのかけひきもない、お互い、気を高めて、相手に向かって、まっすぐ面を打つだけなのだから、せめて、中心の奪い合いの末、お互いの竹刀がガシッっと重なり、どちらも面決まらず・・・という展開にはもっていかなくちゃ・・・っと、思い、中心を意識して何度も何度も挑むのですが、

結果は、ほぼ100%、私が中心を取られて先生の面がいとも簡単に入ってきます。

100%です。

中心を意識していないのならまだしも、

わたしは、中心を意識しているのに「100%」は、さすがにおかしい・・・と思いました。

わたしの中の、何かが絶対おかしい・・・

どこに、原因があるのか考えてみました。

考えた末、1つの疑惑が浮上しました。それは・・・

ひょっとして、自分と相手の間にある、「中心」だと思っている線が、

そもそも、実は、中心じゃないんじゃない?

中心がそもそも

ズレておるのじゃな

でも、どうして、そんなことが起きるの?

また考えてみます・・・

なぜだ、なぜだ、

なぜなんだあ?

あれ?ひょっとして

わたしの眼の使い方がおかしいのか?

利き手と同じように、ひょっとして、目にもそういうのがあるのかも?

利き眼?

聞いたことない言葉だけど、なんだか、よくよく考えてみればそういうのがありそう

ググったらやっぱりあった!

確かに、私には、眼が2つあるけど、

ちょっと意識してみると、

こころなしか、右眼をよく使って物を見ているような気がします。

相打ち面で、中心をとっているつもりでも、いつも中心を取られてしまう原因が、

もし、私が、右眼を優先的に使いすぎていることに起因するのならば、

試してみよう!

「左眼さんの参加を!」

ということで、某月某日、再び、先生との相打ち面の稽古のときに試してみました。

さあ、左眼さんも、かもーん♪

めちゃくちゃ違和感ありありでしたが、それでも、自分を律して、

左眼も使ってみる、なんなら、左眼だけで見るくらいの気持ちで・・・

っと意識して、面を打ってみました。

すると・・・

以前は100%、先生に面に入られていたところが、

98%くらいに減りました。

しかも、2%は、私が目指していた、竹刀と竹刀がガシっ!っとなって、お互い面が決まらないやつ!

おお・・・やったぜ!

やっぱり、中心を意識していても、中心をとれていなかったのは、

私の眼の使い方だったのかも・・・

多分、数値でいえば、1~2cmくらいの差にすぎないでしょう。

でも、剣道における、1~2cmって、竹刀の直径から考えても、結構、大きいですよね

ふぃいいいー 今回は、「利き目」だったかぁ・・・

いろんなところに、落とし穴があるなあ~

本当に、剣道って、

自分のからだのいたるところを、

すべてバランスよく上手に使って行わないといけないんだなあ・・・っとあらためて思いました。

突然ですが・・・わたしの両親はすでに他界。

2人からの形見は、この私の「からだ」だと思っています。というか、DNAやらなんやら考えれば、私のからだの中に、まだ、お父さん、お母さんが生きていると感じることもあります

両親から授かったこのからだ、剣道で、余すことなく使わせていただきますとも!

天国から見ていてねー、お父さん、お母さーん♪

一緒に剣道するよー!

お父さん
お父さん

いや・・、僕は

ゴルフのほうがいい

お母さん
お母さん

わたしは、

運動なんてイヤーん

と、とにかく、そんなわけで、今後は、左眼参加を心がけて

明日も稽古に行ってきまーす♪

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竹刀稽古
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