9月下旬に、腰を痛めてから、なんだかんだで、通常の稽古に参加ができずに、
あっという間に2か月が経過してしまいました。おかげさまで11月下旬から稽古再開できました。
こんなにも、長い間、稽古に参加ができなかったことは、今の道場に入門してから初めての経験でした。
でも、この経験のおかげで、これまで、立ち止まってゆっくり考えることをしていなかった
さまざまなことについて思いを巡らせることができたように思います。

なんか、ひさしぶりに
いろいろ
落ちついて考えたよ・・・
いろいろなことを考えましたが、今日は、そのうちの1つについて、したためようと思います。
私たちの道場では、新しく入った生徒さんが記入しなければいけない書式があります。
生徒氏名はもちろん、万一、緊急事態が発生したときのための「緊急連絡先」、「健康診断受診日」「過去・現在の健康状態」など、今後、剣道稽古をするにあたってどれも大切な情報です。

一歩まちがえると
大怪我をすることもあるからのぉ
現在は、とりあえず、これらの情報を記入する書式のみですが、以前は、これらの項目に加えて
「あなたは、なぜ、剣道を始めようと思ったのですか?」
という質問項目がありました。
これは、おそらく、先生が一人ひとりの生徒さんが、どんな思いで剣道を始めようとしたかを理解した上で、指導をしていきたいと思われたからでしょうか。
考えてみれば「どうして剣道はじめようと思ったの?」というフレーズは、
剣道の仲間うちのおしゃべりでもよくありますよね。
たとえば、チューダン君に以前、聞いたときには、
「漫画の影響で、やってみたいと思って・・・へへへ」と、いう回答だったような気がします。

「るろうに剣心」
読破したっす!
そして、セロリ先輩は、確か・・・
「私はさー、中学生からずっとバスケ命♡だったのよね。でも、バスケってチームプレーでしょ?チームプレイも面白いんだけど、一度は、自分ひとりの力で、どこまで何ができるのか知りたくなったのよね。そしたら、ふと剣道が浮かんでさ・・・へへへ」
だったような・・・。

背は低いけど、「バスケ命」でした
10人の入門者がいれば、10の異なる動機があるものですね。
お互い、まだ、あんまりよく知らない関係であっても、「なるほど、そういう理由で剣道やろうと思ったんだ」っと、その人のことを、ちょっとだけ理解したうえで、一緒にお稽古できるのって、なんとなくいいですよね。
でも、私が、見取り稽古期間中に、考えていたことは、このことではありません。
えー!ここまで前置きだったの?長いよー!
私が見取り稽古中、ずっと考えていたことは・・・
というより、実は、ずっと前から、ことあるごとに、ふと、自分の頭に浮かんできて
これまでも考えては答えが見つからないままでいたこと・・・っと、いったほうがいいかもしれません。
それは、何かといえば、前述の「どうして剣道をやろうと思ったの?」ではなくて
「どうして、私は剣道を続けているの?」という自分への問いかけです。
今回も、見取り稽古をし始めた頃、
「こんなに腰が痛くなっちゃって、もし、ちゃんと治らなかったらどうしよう?」
「もう、前みたいにお稽古ができなくなったらどうしよう」
という不安な気持ちにさいなまれました。
そして、ひょっとしたら、もう今までのように、お稽古ができなくなるかも・・・っと想像したときに、自分の感情がとても大きく揺さぶられたのを感じました。
「いやだあああ!」
「そんなの絶対にいやだよおおおおお!!」
という、私の魂の絶叫が聞こえてきました。
いやー、大げさに聞こえますし、自分でもびっくりなんですけど・・・
本当に「大絶叫モード」で、心の中で大騒ぎしていたんです。

まぢで・・・
人知れず、心の中で大絶叫を終えて、少し冷静になったとき、ふと思いました。
「あれ?なんで、私、こんなにも、剣道の稽古に執着しちゃってるの?」
「そんなにも、私、剣道のこと好きだったっけ?」
「っていうか、別に剣道世界選手権選手でもないし、女性初の八段候補剣士でもないんだし、仮に、剣道できなくなっても、他のことやればいいんじゃないの?これまでの人生、いつだって、そうやって、替わりの何かを探してきたんだし・・・」
で、結局、いきついた自分への問いかけが・・・
「なんで、私、こんなにも剣道を続けたい!っと思っているんだろう?」というものでした。
言い方を変えると、「自分の人生から剣道が無くなったら困るよー」・・・くらいに思っている気がします。。。。

なんで?
ここまで?
さきほども述べた、入門時の書式には、「なぜ、剣道を始めようと思ったの?」っとあって、それには、私は、簡単に答えることができました。
しかし、もし、ある日、先生が突然、抜き打ちテストのようにして「あなたは、なぜ、今も剣道を続けているのですか?あるいは、これからも続けたいと思っているのですか」という問いかけが書かれたものを生徒に配布したら、いったい、何人の生徒が回答を、ササっと書き終えて道場をあとにすることができるでしょうか?
私は、本当の理由が自分で見つけられずに、答えを書くことができず、いつまでも、道場に居残りになることでしょう。
でも、ひとつ言えることは、
私の心の中には、絶対に何か理由があるんです。
でも、これまで、その理由を自分で明らかにしようと思っても、うまく見つけられないままでいるんです。
今回も、前述のとおり、2か月間の見取り稽古の前半に、この問いかけが、再び頭に浮かんできたので、悶々と考えていました。
幸い、今回は、本当に、明けても暮れても見取り稽古だったので、
自分が考えていたお題を忘れることもできず、
しつこく、1つのことについて、突き詰めて考える時間を持つことができました。

普段は、ごはん食べてると
すぐ、何を考えてたのか忘れちゃうのよね
見取り稽古をしていると、本当にさまざまなことを観察できました。
そして、その観察をふまえて、いろいろなことを考えることができました。
それを、なんだかんだで2か月近くやっていたら、
ようやく、自分の中に
「あ、、、、ひょっとして、私が剣道を続ける理由って、これなのかな?」
と、思えるものが見つかったような気がします。
とはいうものの、まだ、自信をもってこれが本当の理由!っと言い切れない部分もあるので、
今後も、「これかもしれないなあ」っと思いながらも、引き続き、自分との対話を続け、
「私がなぜ剣道を続けるのか?」に対する
真の理由について考えていこうと思っています。
とにかく、また、お稽古に参加できるようになって嬉しいです。
今までどおり、お稽古をこなすことができることのありがたさをヒシヒシ感じるとともに、
ちゃんと頑張って回復してくれた自分の身体の隅々にまで、感謝の気持ちでいっぱいです。
カラダヨ、アリガトー!
そんなわけで、明日も稽古にいってきまーす♪
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